专利摘要:

公开号:WO1988001550A1
申请号:PCT/JP1987/000643
申请日:1987-08-31
公开日:1988-03-10
发明作者:Toshiyuki Aso;Tamotsu Ishibashi
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 ワ イ ヤ カ ツ ト放電加工装置 〔技術分野〕
[0002] 本発明はヮィ ャカ ツ ト放電加工装置に関し、 特に放電加工 中における電極ワ イ ヤの断線発生時に断線端を放電加工域か ら離れた修正位置において修正処理してからワ イ ヤガイ ドを 内蔵した上、 下へツ ド間に電極ヮィ ャを自動張設し、 被加工 ワ ー ク に対する放電加工の開始準備を自動的に遂行するよう にしたワ イ ヤカ ツ ト放電加工装置に関する。 〔'背景技術〕
[0003] ワ イ ヤ形状又は帯形状の電極ワ イ ヤを用いたワ イ ヤカ ツ ト 放電加工機において、 加工中に電極ワイ ヤが断線したときに 供給側の電極ワ イ ヤ部分をク ラ ンプするク ラ ンプ機構と、 こ の供給側の電極ワ イ ヤ部分の先端が予め定めた位置に一致す る よ う に電極ワ イ ヤを移動させる電極ワ イ ヤ送り機構とを備 え、 供給側の電極ワイ ヤ部分のワークへの揷通を自動化させ 得るようにしたワ イ ヤカ ツ ト放電加工機が既に提供されてい る (特開昭 56— 3146号参照) 。 こ の公知のワ イ ヤカ ツ 卜放電 加工機は、 上述したク ラ ンプ機構によって電極ワ イ ヤの断線 端のク ラ ンプを確認してから、 ワークの電極ワイ ヤ揷通孔に 向けて該ワイヤ断線端を再び送り込み、 次いでワークのワイ ャ揷通孔から突出した電極ワ イ ヤの断線端をモータ IS勛の電 極引き取り璣搆で把持しながら引き戻して放電加工域の上、 下部に設けた上、 下へッ ド間に電極ワイ ヤを張設し、 これに よってワ イ ヤ力 ッ 卜放電加工の再開を準備する構成が採られ ている。 そしてこの公知のワイヤカ ツ 卜放電加ェ機は、 ワイ ャカ ッ ト放電加工工程と共に上述した電極ワイ ャ断線時の加 ェ再開準備工程もマイ ク ロコ ンピューダを利用した C N C装 置 (コ ンピュータ数値制御装置) によって制御実施するもの である。
[0004] 然しながら、 ワイ ヤ力 7 ト放電加工機においては、 電極ヮ ィ ャと被加ェワーク との間の放電作用、 或いばテーパ孔加工 時における電極ワイ ャの ί頃き走行等に起因して電極ヮィ ャの 断線時には断線部分に曲り ぐせや表面荒れが生じ、 故に断線 後の電 Sワイ ャ端を何んらかの修正処理を施さずにヮ—クの ヮィ ャ揷通孔に再送すると正しく揷通できない事態がしばし ば発生する。 依って上述した C N C装置を利用して自動的に 電極ワ イ ャを結線処理し、 加工再開準備をするためには電極 ヮィ ャの断線部に発生している曲り ぐせや表面荒れ部分を除 去し、 しかも除去部分をワーク上に残置することのないよう にして修正処理を行う ことが必要とされる a
[0005] 〔発明の開示〕
[0006] 本発明の目的は斯る必要を充足することのできる自動的な 断線電極ヮィ ャの修理手段を具備したワ イ ヤカ ツ ト放電加工 襪を提供せんとする ものである。
[0007] 本発明ば例えば第 1図に示す如き X , Y平面 (第 1 図の紙 面に直交する水平面) 内で自勤送り される被加工ワ ーク W載 設用のワ ーク テーブル 2 4 と、 電極ワ イ ヤ i 4 を前記被加工 - ワ ー ク Wとの放電加工領域を経て送袷する電極ワ イ ャ供給装 置と、 前記ワ ーク テーブルの上、 下両部に設けられワ イ ヤガ ィ ド.を内蔵した上、 下へ ツ ド 22 , 26と、 前記電極ワ イ ャ供袷 装置から送給される電極ワ イ ヤ 1 4 を上、 下両へ ッ ド間に加 ェ液のジ フ ト流を用いて自動張設して加工開始を自動準備 させる電極ワ イ ヤの自動張設機構とを備えたワイ ヤカ ツ ト放 電加工装置において、 第 2 A , 2 B図に示す如く 放電加工中 に前記放電加工領域で発生した電極ワ イ ヤの断線端を該放電 加工領域から引き戻すと共に該電極ワ イ ャ断線端を操り 出し 可能に保持する電極ワ イ ヤ送り機構 4 0 と、 前記電極ワ イ ヤ の断線端を前記放電加工領域外で検出する ワイ ャ端検出手 ·. と、 前記ワイ ヤ端検出手段による電極ワ イ ヤの断線端の検出 に応じて該電極ワイ ヤの断線端を放電加工領域外から相対的 に離隔した所定の電極ワ イ ヤ修正位置に移動させる と共に該 位置から復帰させる相対移動手段と、 前記電極ワイ ヤ修正位 置で前記電極ワ イ ヤの断線端を前後動運動により切断修正す るカ ツ タ手段と、 カ ツ タの後退時に、 電極ワイ ヤ切断端が力 ン タ に引きずられて追従する こ と ^防止するためのワ イ ヤ受 け板とを具備して前述の如き従来装置の問題点を解决又は改 善したワ イ ヤカ ツ ト放電加工装置を提供する ものである。
[0008] 本発明によれば、 ワ イ ヤカ ッ ト放電加工中に電.極ワ イ ヤの 斬線故障が発生したときには、 断線端の不良部分を完全除去 してから再度、 上ヘ ッ ドと下へ ' ドとの間に結線張設が行わ れ、 しかもカ ツタの前後運勤による切断作用であるにもかか わらず、 電極ワ イ ヤ端部の側方への力 ン'タ追従運勣を完全に 阻止出来るから、 その結線張設の自動化に当っても確実に上 へ ッ ド、 下へッ ド間に張設されて放電加工再開の準備を間違 い無く達成できるという効果があると共に靳線端の不良部分 の除去が加工領域外で実施されるから、 除去ヮィャが被加工 ワーク面に残存して、 加工再開後にその残存ヮィ ャに起因し て再度、 断線が発生するという危惧を解消することができる , 以上から究極的にワ イ ヤカ ツ ト放電加工作用の円滑な C C 制御が達成されることとなる。
[0009] 〔図面の簡単な説明〕 . .
[0010] 第 i図は本発明によるワ イ ヤカ ツ ト放電加 i方法を実施す るワ イ ヤカ ツ ト放電加工装置の実施例の構成を示す機構図、 第 2 A図は同装置における上ヘッ ドと修正処理ュニッ トとの 構造例を示す断面図、 第 2 B図は力 ツタ部分の要部拡大断面 図、 第 3 A図は、 電極ヮィ ャ受け板を取外した状態の平面 明図、 第 3 B図は、 電極ヮィ ャ受け扳を載置固定した状態の 平面説明図、 第 4図は同放電加工装置の作動制御に用いられ る Cヽ' C装置のブ口 ック図。
[0011] (発明を実施するための最良の形態 )
[0012] 第 1図は本発明によるワ イ ヤカ ツ ト放電加工装置の実施例 の搆成を示す略示機構図である。
[0013] 同第 1図において、 ワイ ヤカ ッ ト放電加工装置は機体 1 0 にモータ躯参カの電極ワ イ ヤ供袷装置 1 2 を有し、 この電極ヮ ィ ャ ί共袷装置 1 2 が送袷される電極-ワ イ ヤ 1 4 はガィ ド ロ ー ル 1 6 a 、 Ζ ϊέコ ラ ム 1 8 上のガイ ドロ ー ル 16 bを介して該 Ζ 軸コ ラム 1 8 の下端に設けられたテ—パ加工用テーブル装置 2 0 に取付けられた上ガイ ド内蔵の上へ ッ ド 2 2 に達し、 次 いで第 1 図の紙面と直交する水平面内の X , Y軸ワ ークテー ブル 2 に摑持される被加エワ —ク Wとの放電加工領域を柽 て、 下ガイ ドを内蔵した下へッ ド 2 6 に揷通され、 アーム 2 8 上のガイ ドロ — ラ 1 6 Cを径て、 適宜の回収装置に回収さ れる搆成が具備され、 被加工ワ ーク Wを X , Y蚰ヮ—クテー ブル 2 4 の制御移動に応じて電極ワ イ ヤ I 4 に対し-て横移動 させ、 この間に放電加工領域で所'望軌跡を通過する ヮ、.ィ ャカ ッ ト放電加工作用を進 ¾させる も :のである。 しかも、 このヮ, ィ ャカ ッ ト放電加工中に加工条件の不適切等によって電極ヮ ィ ャ 1 4 の断線が発生する と、 該電極ワ イ ヤ 1 4 の断線部分 の修正処理を行う修正処理ュニ ッ ト 3 0 が具備されており 、 この修正処理ュニ ッ ト 3 0 の構成、 作用については後に詳述 する。 第 1 図において、 上述した X , Y軸ワークテーブル 2 4 は X軸駆動モータ M X と Y铀駆勛モータ M y とによ って 水平面内で X , Y両軸方向に移動可能に搆成され、 これらの X #驱勤モータ -Vi X と Y 由駆動モ ータ M y は第 .4図に示す C C装置によ って制御されている。 同様に、 テーパ加工用 テーブル装.置 2 0 はじ铀駆勛モータ M u 、 V蝕駆動モータ M Vによ って同じ く 水平面内で移動可能に搆成され、 故にこ のテ一バ ¾ェ甩テープル 2 0 に取付けられた上へ ッ ド 2 2 を 通過する電極ヮィャ 1 4に対して被加エワーク Wとの放電加 ェ領域で傾斜走 ί亍路を付与してテーパ加工を遂行させ得るよ う にしている もので、 これらの U軸駆動モータ M u、 V軸駆 動モータ Μ V も第 4図に示す C N C装置によつて作動制御が ϊ丁な t る。 —
[0014] さて、 第 2 A図を参照すると、 上ヘッ ド 2 2 と修正処理ュ ニッ ト 3 0 との詳細構造が示されており、 後者の修正処理ュ 二 7 ト 3 0 は第 1図に示した常時の退避位置から上へッ ド 2 2 の直下に位置した修正処理位置に回耘位置決めされた状 態が示されている。 第 2 A図において、 上へッ ド 2 2 は電極 ワイ ヤ 1 4の挿通される上ガイ ド 3 2を有し、 またこの上ガ ィ ド .3 2を囲撓 た上ノ ズル 3 4を有している。 この上ノ ズ ル 3 4には加工液^ ト 3 ' 6から導入される加圧された放電 加工液の流路 3 8が形成され、 この流路 3 8を流れる放電加 ェ液によつて通常のワイ ヤカ ッ ト放電加工時に放電加工作用 の促進や加工屑の除去等が達成されると共に後述のように該 放電加工液の噴流を利用して電極ヮィ ャ 1 4を上ヘッ ド 2 2 から下ヘッ ド 2 6 (第 1図) に向けて張設する作用も行なわ れるのである。 なお、 放電加工液の機外から加工液ボー ト 3 6への導入に就いては周知の手段によって実行すればよい からここでは詳述しない。 また、 上へッ ド 2 2内には電極ヮ ィ ャ送り機搆 4 0が設けられており、 この電極ワ イ ヤ送り機 搆 4 0 は例えば既述の特開昭 56 - 3146号にヮィ ャ送り機構 9 と して開示された構成を有し、 電極ヮィ ャ 1 4に靳線が発生 したとき、 その靳線端を被加工ワーク W (第 1図) における 放電加工領域から引き戻して把持したり、 修正処理ュニ ツ ト 3 0 内に具備される後述のワ イ ヤ力 ン タ ーに対して上記の引 き戻し把持位置から電極ワ イ ヤ 1 4 の断線端を送り 出して断 '線部分の切除を可能にする作用を行う 。 なお、 この電極ワイ ャ送り機構 4 0 は通常のワ イ ヤカ ツ 卜放電加工時には両口一 ラ 42 a , 42 b の後者のロ ー ラ 42 b が前者のロ ー ラ 42 a 力、ら横 方向へ離間する こ とによ って、 電極ワ イ ヤ 1 4 の一定張力下 における自由走行、 つま り上へッ ド 2 2 から下へッ ド 2 6 (第 1 図) に向けての走行が許容され、 この間に被加エワ一 ク Wとの放電加工領域で放電加工作用を行う ものである。 ま た、 第 i 図、 第 2 A図には明示されていないが、 上へ ッ ド 2 2 の近傍には放電加工電力'を電極ワ イ ヤ 1 4 に通電する通 電子や電極ワ イ ヤ 1 4 の断線発生をその張力変化を介して検 出する断線検出機構が設けられているが、 これらは従来公知 のものを利用すれば良く 、 こ こでは詳述しない。
[0015] 他方、 修正処理ュニ ッ ト 3 0 は、 上ブラケ ッ ト 4 4 と下旋 回ブラケ ッ ト 4 6 とを具備し、 前者の上ブラケ ッ ト 4 4 は Z 軸コ ラム 1 8 (第 1 図) から横に張り 出したアーム 18 a に対 して上、 下にのみ移動し、 他方、 後者の旋回ブラケ ッ ト 4 6 は回耘形エア シ リ ンダ 4 8 によ ってその出力軸 5 0 、 ピニォ ン 5 2 、 被勛歯車 5 4 を経由して回転躯勛カを受ける こ とに よ り 、 回耘铀 5 6 を中心にして上ブラケ ッ ト 4 4 に対して上 へ ッ ド 2 2 の直下位置の既述の退避位置 (第 1 図に図示した 状態) との間で旋回可能に構成されている。 こ こで、 上ブラ ケ :' 卜 4 4 と下旋回ブラケ ッ ト 4 6 とは直勛エア シ リ ンダ 5 8 によ ってその ピス ト ン捍を形成する上記出力铀 5 6 と共 - に一体となって上、 下動可能に形成され、 下動位置において 下旋回ブラケッ ト 4 6 の前記旋回作用が行なわれ、 下旋回ブ ラゲ ト 4 6が退避位置に旋回されたとき、 更に上動位置に 引き上げられて修正処理ュニッ ト 3 0が通常の放電加工作用 中に上へッ ド 2 2 と干涉を起こさないように形成されている , なお、 下旋回ブラケッ ト 4 6 の空気室 46 a は、 修正処理ュニ ッ ト 3 0が上へッ ド 2 2 の直下位置にあるとき、 該空気室 46 aに圧力空気を導入してュニッ ト 3 0を上へッ ド 2 2 の上 ノ ズル 3 4に密着させて加工液噴流の漏れを防ぐことができ るようにしている。
[0016] さて、 下旋回ブラケッ ト 4 6にはエアシリツダ装置 6 2で 前後運動して切断作用を行うカ ツタ 6 0が具備され、 第 2 B 図から明らかな如く、 カツタ 6 0 の隳接上方には、 カ ツタ運 動と無関係に固定された電極ワイ ヤ受け板 6 1が、 受け板端 緣 Eが力 'ンタ後退時の刃先 Pより前方位置、 即ちワイ ヤ 1 4 に近接した点に位置する如く配置してある。 そしてこのカ ツ タ 6 0及び受け板 6 1 ば、 ュニッ ト 3 0が上へッ ド 2 2 の直 下位置に在るとき、 刃受台 6 4 と協働して上記エアシリ ンダ 装置 6 2 の作動により力 フタの前進で切断作用を行う と共に 刃先の後退時には受け扳 6 1 の端緣 Eが電極ヮィ ャ i 4を支 承することにより、 電極ヮィ ャ端が力 ッタに追従して側方に 曲げられないように形成されている。
[0017] また、 下旋回ブラケッ ト 4 6 には電極ワイ ヤ 1 4の断線端 ' を検出する镍端^岀装 S S 6が設けられており 、 こ の镍端検 出装置 6 6 は例えば電気的接触検出方法によつて導電性の電 極ワ イ ヤ 1 4 の断線端を検出するよう に構成され、 上へッ ド 2 2 の直下位置で電極ワイ ヤ 1 4が電極ワ イ ヤ送り機構 4 0 によって断線部分の引き戻しを受けるとき、 その引き戻し路 臨む位置に対設される 1対の導電性の検出板 68 a , 68 b と、 この検出板 68 a , 68 b に交流電源から交流電圧を印加する検 出電圧印加回路 70 a , 70 b と、 電極ワ イ ヤ 1 4 の断線端が上 記検出板 68 a , 68 bに接触した際の電圧低下を検出電圧印加 回路 70 a , 70 bを介して検出するディ テクタ 7 2 とから形成
[0018] 1 0 され、 上記検出板 68 a , 68 b は電気絶緣扳によって周囲と電 気的に絶緣されている。
[0019] 下旋回ブラケ ッ ト 4 6 には更にジヱ ッ トノ ズル 7 4が具備 されており、 このジヱ ッ トノ ズル Ί 4 は電極ワイ ヤ 1 4 の断 線端の不良部分の切除が終了してから加工液の噴流を利用し
[0020] 1 5 て再び上ヘッ ド 2 2から下ヘッ ド 2 6 (第 1 図) に向けて電 極ワイ ヤ 1 4を張設する際に該下へッ ド 2 6 に向けて電極ヮ ィ ャ 1 4を誘導'する作用を行う ものである。
[0021] こ こで第 3 A図を参照すると、 同図は電極ワイ ヤ受け板 6 1 を取外した状態の下ブラケ ッ ト 4 6 の水平断面図であり 、 上述したカ ツタ 6 0 、 線端検出装置 6 6 の導電性検出扳 68 a , 68 b 、 ジヱ ッ トノ ズル 7 4 の配置関係と、 下ブ ラ ケ ·ン' ト 4 6 に形成された傾斜壁 7 6 を有する電極ワ イ ヤの導入ボー ト 7 8 とを示している。 すなわち、 下ブラケ ッ ト 4 6 が回転軸 5 6 を中心に旋回して上へッ ド 2 2 の直下に位置する とき、 該上へッ ドカ、ら下へッ ド 2 5 (第 1 図) に向けて下垂してい る電極ヮィャ 1 4を傾斜壁 7 6 によって大き く 開口した導入 ポ一 ト 7 8 から導入できるようにしている。 また、 電極ワイ ャ 1 4の断線端を檢出する導電性検出板 68 a , 68 b とカ ツタ
[0022] 6 0および刃受台 6 4とは上、 下に重設されているが、 ジェ ッ トノ ズル 7 4はカ ツタ 6 0からずれた位置に設けられ、 故 に電極ヮィ ャ 1 4の断線部の修正処理が線端検出装置 6 6 と カ ツタ 6 0 とによって終了した後に下ブラケッ ト 4 6を回転 エアシリ ンダ 4 8 (第 2 A図) で更に旋回させたときジヱ ッ トノ ズル 7 4が修正処理の完了によつて電極ヮィャ送り機構 4 0 (第 2 A図) に把持されている電極-ワイ ヤ端の直下に整 合位置決めされるようになっている。
[0023] 第 3 .B図は、 第 3 A図に於て電極ワイ.ャ受け扳 6 1を止着 した拔態を示している。 即ち電極ワイヤ受け板 6 1 は傾斜壁
[0024] 7 6を有する部材にネジ 6 1 で固定した。
[0025] 次に第 4図を参照すると、 同図は C N C装置の構成を示す ブ口 ツク図であり、 この C N C装置の基本的構成自体は従来 からワイ ヤカ ツ ト放電加工装置に用いられていた C C装置 と変り はない。 つまり C N C装置は中央処理装置(CPU) 80 と これにア ドレスバス 8 2及びデータバス 8 4を介して接続さ れた記憶手設 8 6 、 テープリ ーダ 8 8 、 手動データ入力装置 9 0 、 補間器 9 2、 データ出力装置 9 4 . データ入力装置 9 6を具備して構成され、 捕間器 9 2 にはテーバ加工用テ— ブルの U軸、 V軸駆動モータ M u M Vを制御する U軸サー ボ回路 9 8、 V軸サ一ボ回路 100 とワ ークテーブル 2 4の X 敏、 Y軸尾区動モータ M X , M yを制御する X蝕チーポ面路 i l
[0026] 1 02 、 Y軸サ―ボ回路 1 04 が接続されている。
[0027] ワ イ ヤカ ツ ト放電加工における加工制御データは記錢媒体、 例えばテープ Ρ Τ力、らテ—プリ ーダ 8 8を介して読み込まれ、 記録手段 8 6 に予め記憶された制御プログラムに従って補間 器 9 2及び各サーボ回路 98〜 104 を介して駆動モータ M u〜 M y を制御する こ とによ り、 一定走行する電極ワ イ ヤ 1 4 に 対し、 被加工ワークの載置してワークテーブル 2 4 、 テーパ 加工用テ—ブル 2 0 を作動制御して所望のヮィ ャカ ツ ト放電 加工を遂行するものである。 この間に電極ワ イ ヤ 1 4 に断線 故障が発生した場合等を含めて各種の検出信号が発せられる と、 これらの検出信号はデータ入力装置 9 6から C P U 80に読 み取られ、 この検出信号に基いて採られる各種の処理、 例え ば電極ワイ ヤ供給装置 1 2 の停止や再開、 修正処理ュニッ ト 3 0 の処理位置への旋回及び退避位置への旋回等を指令する 制御信号がデータ出力装置 9 4から出力される。 手動データ 入力装置 9 0 は、 本発明に関連しては例えば、 電極ワ イ ヤ 1 4の断線部分の除去処理に当ってカ ツタ 6 0をエアシリ ン ダ装置 6 2 で作動する場合の操り返えし信号を手動的に入力 して除去量を任意に変化させる場合等に使用される。
[0028] 上述した構成から成る本発明のワイ ャカ 'ン' ト放電加工機に おける電蔭ワイ ヤ 1 4の断線端の処理を行って加工再開を準 備するための作用を以下に説明する。
[0029] ワ イ ヤカ ツ ト放電加工中に電極ワ イ ヤ 1 4 の断線発生が検 出されると、 この検出信号はデータ入力装置 9 6 から C N C 装置に Ϊ壳みと られる。 この結果、 C P U 30の制御のも とにデ一 タ出力装置 9 4から送出ざれる制御信号により、 電極ワ イ ヤ 共袷装置 i 2 による電極ワ イ ャの送給が淳止され、 また、 ヮ ィ ャカ ツ ト放電加工工程が停止される。 次いで、 被加エワ一 ク Wから下へッ ド 2 &にわたつて残存した電極ワイヤの断線 部分が回収されると共に上へッ ド 2 2 は Z軸コ ラム 1 8によ つて所定量だけ引き上げられる。 また、 上へッ ド 2 2の所定 量の引き上げが適宜に検知されると、 修理処理ュニッ ト 3 ひ が回転形エアシリ ンダ 4 8 の作動で旋回されて上へッ ド 2 2 の直下位置に位置決めされる。 2このとき、 修正^;理.ュニッ ト 3 0 はその線端検出装置 6 6 の検岀扳 68 a , 68 b とカツタ
[0030] 6 0 とが上ヘッ ド' 2 2の直下位置に来る第 1 の位置まで旋回 さ.れる。 この旋回量は回転形エア'シリ ンダ 4 8固体の動作量 によつて決定される。 次いで、 電極ワイ ヤ送り機構 4 0 の f 対のローラ 42 a , 42 bが閉じられて断線して電極ヮィャ 1 4 の引き戻しが行なわれる。 そして電極ワイ ヤ 1 4の断線端が 線端検出装置 6 6で検出されると、 引き戻しを停止する。 こ う して電極ヮィ ャ送り機構 4 0で電極ワイ ヤ 1 4が把持停止 した状態に達すると、 電極ワイ ヤ 1 4の断線端は被加エワ一 ク Wの放電加工領域から引き戻されているから、 線端検出信 号の入力に応じて C PU 30は補間器 9 2を柽て X蝕ザ -ボ回路 102 、 Y敏サーボ回路 104 を一定プログラムによって怍勣さ せ、 ワークテーブル 2 4を上へフ ド 2 2及び修正処理ュニ ッ ト 3 0 に対して相対移勤をさせることにより、 電極ワイ ヤ 1 4の断線端を放電加工域外に移行させる。 次に電極ワ イ ヤ 1 4の靳線部の曲り ぐせや表面荒れを有した不良部分を除去 すべ く 、 エア シ リ ンダ装置 6 2 が作動されてカ ツ タ 6 0 刃 先受台 6 4及び電極ワ イ ヤ受け扳 6 1 によ って断-線端の切除 去作用が遂行される。 こ の とき、 必要に応じて電極ワ イ ヤ送 り 機搆 4 0 の作勣によ って電極ワ イ ヤ 1 4 を線端検出装置 6 6 に向けて操り 出すこ とにより 、 複数回に亘つて電極ワ イ ャ 1 4 の下端を切断除去し、 完全に不良部分を除去するよ う にする。
[0031] こ う して、 電極ワ イ ヤ 1 4 の不良部分の除去が所定回数に 亘つて遂行されたこ と力、' C P U 80 3に読み取られる と、 再びヮ一 ク テーブル 2 4 の相対移動が行なわれて、 所定の加工再開位 置へ上へ ッ ド 2 2 が位置決めされる。 こ の位置に達する と、 修正処理ュニ ッ ト 3 0 の下ブラケ ッ ト 4 6 が再度旋回されて ジヱ ッ ト ノ ズル 7 4 の中心孔を電極ワ イ ヤ 1 4':の下端位置に 整合位置決めする。 つま り 、 既述した第 2 の位置に位置決め される。 このとき、 修正処理ュニ ッ ト 3 0 は上へッ ド 2 2 の 上ノ ズル 3 4 に密着される。 次に電極ワイ ヤ送り機搆 4 0 の 1 対のロ ーラ 42 a , 42 b は開離され、 電極ワ イ ヤ供給装置 1 2 の作動が再開される。 同時に上へ ッ ド 2 2 において加工 液の拱袷が再開され (加工液は放電加工工程の停止時に同時 に停止されている,)、 この加工液の噴流を利用してジヱ ッ ト ノ ズル 7 4 の案内の下に電極ワ イ ヤ 丄 が下へ ッ ドに張設さ れる。 この場合に加工再開位置が被加工ワ ー ク W上にあれば、 該 ¾加工ワ ー ク Wに予め設けられている加工再開孔を通って 電極ワ イ ヤ 1 4が張設され、 また加ェ再開位置が被加エワ — ク Wの ¾J外部であれば、 上へ ソ ド 2 2 から下へ ッ ド 2 6 に向 けて直接的に電極ワ イ ヤ 1 4が張設される。
[0032] このよう に電極ヮ ィ ャ 1 4の張設が完了する と、 修正処理 ュニッ ト 3 0 は上へ 7 ド 2 2 の直下位置から退避 ίέ置に向け て回転形シリ ンダ 4 8 の作用で旋回避回される。 次いで、 上 へッ ド 2 2 は Ζ軸コ ラム 1 8 の下降によつて放電加工位置ま で再び下ろされる。 次いで、 既に放電加工によって被加エワ ーク W内に開口した加工径路が形成されているときには、 ヮ ークテーブル 2 4の X , Υ轴方向の加工プログラムを再生さ せて、 該加工.经路洽いに電極ヮィ ャ 1 4 との間で相対移動を 行なわせ、 電極ワイ ヤ 1 4を断線発生位置まで移動させる。 こ う して断線発生位置まで放電作用を行うことな く移動させ てから、 いよいよ放電加工が再開されるのである
[0033] 以上、 本発明を実施例に基いて -'説明したが、 本発明の技術 思想の範囲で種々の改変実施例を構成することが可能なこと は言うまでもない。 例えば、 修正処理ュニッ トを回転形エア シリ ンダによる旋 構造体に形成したが、 旋回動作に替えて モータを利用した直動構造体にしてもよい。 また、 線端検出 装置は電気的接触検知方法に限るものでないことは言うまで もない。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲 l . X , Y平面内で自動送り される被加工ワ ーク載設用の ワ ーク テーブルと、 電極ワ イ ャを前記被加工ワ ーク との放電 加工領域を経て送袷する電極ワ イ ヤ供袷装置と、 前記ワ ーク テーブルの上、 下両部に設けられワイ ヤガイ ドを内蔵した上 下へ ッ ドと、 前記電極ヮィ ャ供給装置から送袷される電極ヮ ィ ャを上、 下両へ ッ ド間に加工液のジェ ッ ト流を用いて自動 張設して加工開始を自動準備さ 5せる電極ワ イ ヤの自勛張設機 構とを備えたワイ ヤカ ツ ト放電加工装置において、 放電加工 中に前記放電加工領域で発生した電極ヮ-ィ ャの断線端を該放 電加工領域から引き戻すと共に該電極ワ イ ヤ断線端を繰り出 し可能に保持する電瘙ワイ ヤ送り機構と、 前記電極ワ イ ヤ,の 断線端を前記放電加工領域外で検出する線端検出手段と、 前 記線端検出手段による電極ワ イ ヤの断線端の検出に応じて該 電極ワ イ ヤの断線端を放電加工領域から相対的に離隔した所 定の電極ワ イ ヤ修正位置に移動させる と共に該位置から復帰 させる相対移動手段と、 前記電極ワイ ヤ修正位置で前記電極 ワ イ ヤの断線端を前後勣運動によ り切断修正するカ ツ タ手段 及び力 ッ タの後退時にワ イ ヤ端部の追従を防止する ワ イ ヤ受 け板とを具備して構成されたこ とを特徴とする ワ イ ヤカ ツ ト 放電加工装置。
2. 前記カ ン タ手段によ って切断修正した前記電極ワ イ ヤ を前記加工液のジ フ ト流によって前記上、 下両 へ フ ドの一 方のヘ ッ ド力、ら他方のへッ ドに向けて案内する ジエ フ ト ノ ズ ルが具備されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記 載のヮィ ャ-カ つ ト放電加工装置。
3. 前記相'対移動手段は、 前記被加工ワーク載設用のヮー クテ一ブルを前記上へッ ドに対して X , Y平面内で移勖させ る X , Y移動機構によって兼用されている請求の範囲第 1項 又は第 2項に記載のヮィ ャ力 'ン ト放電加工装置。
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引用文献:
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法律状态:
1988-03-10| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1988-03-10| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB IT |
1988-04-28| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987905658 Country of ref document: EP |
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1992-10-28| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1987905658 Country of ref document: EP |
优先权:
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